根管治療について
自費による精密根管治療を行っています
根管治療とは、歯の根っこの部分をきれいに掃除して、長く使用できる土台を作るその基礎づくりの部分の治療です。
根っこがだめであれば当然それに被せる冠もすぐにダメになるので、歯科治療である意味最も大事な治療にもかかわらず日本の保険制度の下では非常に少ない報酬で行わなければならないルールになっています。そのため、日本は医療先進国であるにもかかわらず各国から根管治療のレベルが非常に低いと言われているような状態です。実際、世界基準での根管治療を保険適用内で行うと、歯科医院が赤字になってしまうため現実的には難しいと言わざるを得ません。当院では、自費による精密根管治療を行っております。お気軽にご相談ください。
こんな場合はご相談ください CONSULTATION
- 歯がズキズキと痛む
- 歯肉から膿が出た
- 根管治療を行ったが再発してしまった
- 他院に通院しているが改善しない
当院の根管治療
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マイクロスコープを使用した精密治療
マイクロスコープを使用することで、肉眼では診ることができない患部を最大24倍の拡大視野化にて診ることができますので、より精密な治療を行うことができます。
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ラバーダムを使用した徹底した感染対策
根管治療を行う際は、原則としてラバーダムを使用しております。
ラバーダムとは、ゴム状のシートのことで、治療する歯以外をラバーダムで覆うことで、根管中に血液や唾液(細菌)が侵入して感染することを防ぐことができます。
外科的根管治療とは
通常の治療では治癒しない場合に
行う外科処置です
外科的根管治療とは、一般的は根管治療は歯の上から穴を開けて治療するのに対し、歯の炎症を起こしている根っこの部分を直接外科的に切除して閉鎖する方法です。どういった時にこの方法をするのかといえば、普通の根管治療では治癒しない非常に難治性の根尖病変や、すでにセラミック冠などが入っていてそれを壊さないと治療ができないケース、あるいは歯の根の先に器具が残っていて外科処置でないと除去できないケースなどが対象になります。
この方法はマイクロスコープを用いて慎重に歯の根を切断する治療で、当院では自費治療として提供しています。ただし、どの歯でも治療できるというわけではなく、多くの場合、上下とも前歯と小臼歯までが対象となり、大臼歯は上顎のみ第一大臼歯の近心根と呼ばれる前側に近い根っこまでとなります。全てのケースに例外があるので、実際に外科的に治療可能かどうかは症例によって判断します。
破折歯治療と歯牙移植
縦割れしてしまった歯も戻せる
可能性があります
一般的に歯が縦割れすると、保存できないとされています。ただし、最近では割れた歯を一度抜歯した後、口の外で接着してもう一度戻すという荒業があります。これを破折歯治療といいますが、この方法は今まででは絶対に抜歯が必要だった歯を保存できる可能性があるため、いろいろな施設で行われています。
当院でも独自の破折歯治療を自費診療で行っていますが、残せるかどうかはその都度症例によって判断しています。全てのケースで残せるわけではないことをご了承ください。まだ、どうしても残せない場合に提案する治療の一つとして歯の移植という方法があります。この方法は抜歯した部位に親知らずなど必要のない歯を抜歯して移植する方法です。こちらは対象の歯の抜歯と、親知らずの抜歯、移植をすべて同一日に行う場合に限り保険診療での処置が認められています。ただし、親知らずの大きさや根っこの形等によって仮に親知らずが残っていたとしても移植が使えない場合もあります。破折歯としても治療できず、親知らずの移植も無理な場合は、抜歯してインプラントという流れになります。それでも、インプラントを選択する前に、できるだけ自分の歯を残す努力をしたいというのが当院の考えです。リスクとしては、術後感染により抜歯になる可能性があります。
費用について
前歯 | 55,000円 |
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小臼歯 | 110,000円 |
大臼歯 | 165,000円 |
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- 費用は全て税込です。
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- 一般的な症例の場合の費用目安です。